ボイストレーニングブログ

ボイストレーニングを行っていると色々な質問を頂きます。一つ一つに真摯に向き合ってきた内容を記載しています。

ボイストレーニング日記Vol.15「足の裏と声量」

声量が足りない、または強い声で表現したい!このようなご希望をもってボイストレーニングを行う方もいらっしゃるかと思います。

 

大きい声を出したり、声量を出したりする上で必要なことは様々あります。 本日は、その中でも足の裏との関係についてお伝えします。

 プロ志望の16歳高校生の女性方を例にお伝えします。

 

その方は中々大きい声がでず、強い声もでなくて、悩んでいました。

 

普段から喋る声も小さく、聞き返される事もしばしばあったとのことです。

 

発声練習をしながら、姿勢を確認してみると重心バランスが安定せず、フラフラしていました。

 

そこで私はクリケットのボールを持ってきて、ボールの形が少し変わるくらい強く裸足で踏むようにいいました。

 

足ツボを刺激しているように痛くなります。

 

両足をやったのち、もう一度発声をするとふらつきがなくなり、重心バランスも安定しました。そこで声を出した所、いつもより声が出るようになりました。

 

本人に感想を聞いてみると「足の裏の感覚が鋭くなった感じで、しっかり地面を踏んでいる感じがする。」と、言っていました。

 

足の裏の感覚が鈍いと、ふらつきが激しく、特に高い音や力強く表現する所は、心理的に緊張してしまい、余計にふらついてしまい、重心バランスが、崩れ身体が上手くコントロールできないようでした。

 

このような事例は過去に数例ありましたが、全員の特徴を、並べてみると、

①普段からよくこける

②普段からよく物をおとす

③大きい声が出ない

④下半身がふくよか

⑤リズムに遅れてしまう

 

この様な特徴が、共通していました。

 

もちろん今回の例は、その前に呼吸法や発声指導を行っている事も上手くいった要因になりますが、身体の重心バランスの整った姿勢と、それを支える足にまで意識を向ける事で改善への手助けになる事を、お伝え出来ればと思います。

 

執筆者

 

横浜のボーカルスクール