ボイストレーニングブログ

ボイストレーニングを行っていると色々な質問を頂きます。一つ一つに真摯に向き合ってきた内容を記載しています。

ボイストレーニング日記Vol.16「うまく歌おうとしてはいけない」

私が皆さんにボイストレーニングを行う時、いつもしつこく言うことがあります。

 

歌をうまく唄おうとするな

これです。現在ではネットインフラが整い、誰でも簡単にアーティストのミュージックビデオ(MVと略されることもある)を閲覧できるようになりました。

 

www.youtube.com

このようなミュージックビデオを簡単に、それも移動中に見ることができるようになったことで生まれている余波があります。それは。。。

「歌う」時に「見せる」を意識してしまう

今や音楽制作は、振付師と共に制作をするぐらい、見せる事と一体となって制作されています。それに伴い、歌う事と見せる事が同時に存在しています。リスナー側は音楽だけで聞くとつまらない、映像と同時に見たい。とYoutubeを始めとするサイトで動画を見ることになります。

 

ボイストレーニングにかっこよさは必要ない

このような現象が起こると、ボイストレーニングを勉強する立場の人も、「歌う」時に「見せる」を意識してしまいます。しかし、これが必要以上の力みにつながってしまうのです。

 

素直な歌に立ち戻ってほしい

歌には歌詞とメロディー、そしてそれらをサポートする伴奏やトラックが存在します。それらが調和して一つの流れを生んでいます。歌い手は小細工なしに、それらの流れを捉え、丁寧に唄うようにしてほしいと思います。

 

かっこよさはその後

映像で見るようなかっこよさは、衣装や振り付けに始まり、それらを総括して、画に収め為の、作家、監督、プロデューサー等など、様々な方々の協力で成り立っています。

音楽は一人で制作しているわけではありません。あなたの個性が伝われば、然るべき時にいい出会いが有り、あなたのことを大切に育ててくれる人に出会えるというものです。その時にあなたが一番光る方法を、各分野の最高のプロフェッショナル達と話し合ってください。

 

素直に歌っている子程、成長は早い

発声法、発音そして呼吸法等少し間違っていたとしても、正しい指導を受ければなおります。ボイストレーニングを受ける際は、素直に唄うことをおすすめします。

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執筆者

 

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